取引法務

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SH5583 消費者庁、冷凍宅配食の販売事業者2社の景表法違反被疑事件について 同社らから申請のあった確約計画を認定 市川一樹(2025/09/30)

2025年5月8日に成立した「労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律案」について解説します。
競争法(独禁法)・下請法

SH5576 公取委、合意書記載「販売目標台数」の一方的決定など巡る優越的地位濫用でハーレーダビッドソンジャパンに課徴金2億円余の支払いを命じる――達成率向上・改善の要請に対してディーラー側はやむをえず自社登録へ(2025/09/24)

公正取引委員会は9月18日、ハーレーダビッドソンジャパン(所在地・東京都新宿区。非上場)が同社とディーラー契約を締結する事業者のうち一部ディーラー(以下「特定ディーラー」という)に対し、同社の取引上の地位が特定ディーラーに優越していたところ、遅くとも2023年1月31日以降、当該特定ディーラーが自社登録(ディーラーが自らまたは自らの従業員等を名義人として登録し、当該名義人を相手方とする実際の売上げまたはその見込みが存在しなかったもの)を行わなければ達成できないような小売販売目標台数(毎年1月1日~12月31日の1年間におけるハーレーダビッドソンブランドの自動二輪車〔HD車両〕の販売拠点ごとの台数で四半期ごとまたは月ごとに細分化されたものを含む。以下「RSO」という)を一方的に決めたうえで当該RSOに従って事業活動を行うことを余儀なくさせていたとし、この行為が独占禁止法2条9項5号ハ(優越的地位の濫用)に該当、同法19条(不公正な取引方法の禁止)に違反するものであるとして同日、同社に対して排除措置命令・課徴金納付命令を発出したと発表した。
担保・保証・債権回収

SH5573 最二小決 令和7年3月19日 債権差押命令に対する執行抗告審の取消決定等に対する許可抗告事件(尾島明裁判長)

 子ども・子育て支援法29条5項から7項までに定める制度の下において、同条1項に規定する特定地域型保育事業者が市町村に対して有する地域型保育給付費に相当する額の金員の支払を求める債権は、同法17条にいう「子どものための教育・保育給付を受ける権利」に当たるか
取引法務

SH5572 消費者庁、おせち料理の有利誤認表示を巡りジャパネットたかたに措置命令――「通常価格」に十分な根拠なしと判断、同社は経緯とともに「通常価格の正当性」など説明 (2025/09/17)

消費者庁、おせち料理の有利誤認表示を巡り ジャパネットたかたに措置命令 ――「通常価格」に十分な根拠なしと判断、同社は経緯とともに「通常価格の正当性」など説明――  消費者庁は9月12日、株式会社ジャパネットたかた(本店・長崎県佐世保市。非...
競争法(独禁法)・下請法

SH5566 公取委、納入業者との合意による「商品管理費」など巡る優越的地位濫用疑いでニシムタの確約計画を認定――金銭負担要請の一定の場合などについて「独占禁止法上の考え方」を示す(2025/09/09)

公正取引委員会は9月5日、大規模小売業者として鹿児島県を中心にホームセンターなどを展開するニシムタ(本社・鹿児島県鹿児島市。非上場)が遅くとも2022年3月頃以降、納入業者に対し、商品管理費の名目により算出根拠・使途などを明らかにせず、または納入業者の直接の利益などを勘案して合理的な範囲を超えた負担となるにもかかわらず当該納入業者の毎月の仕入金額に一定の料率を乗じて算出した額の金銭を提供させているなどの行為につき独占禁止法19条(不公正な取引方法の禁止)・2条9項5号(優越的地位の濫用)に違反する疑いが認められたとされる事案を巡り、当該行為を排除するために必要な措置の実施に関するニシムタの確約計画について独占禁止法48条の3(排除措置計画に係る認定の申請、認定、申請の却下、計画変更に係る認定)3項に基づき同日、当該確約計画を認定したと発表した。
資金決済法・デジタル資産

SH5563 金融審議会「暗号資産制度に関するワーキング・グループ」(第1回)について 長瀨威志/林敬祐(2025/09/04)

第1回においては、①これまでの資金決済に関する法律(以下「資金決済法」という。)等の改正を踏まえた暗号資産に関する現行法制を整理するとともに、国内外の投資家において暗号資産が投資対象と位置付けられる状況が生じていることを踏まえ、②暗号資産を金融商品取引法(以下「金商法」という。)で規律することを含めた新たな暗号資産法制度に関する議論が議題として設定された。そこで、以下ではこれらの議題について概説する。
競争法(独禁法)・下請法

SH5559 「内巻」の中国市場で売る日本企業にとっての福音?――不正競争防止法と中小企業代金支払保障条例の2025年改正 若江悠(2025/09/01)

国務院は2025年3月24日に中小企業代金支払保障条例の改正を行い、同年6月1日より施行した。同改正では、大企業に対しても支払期限を貨物又はサービスの引渡日から原則60日以内としなければならないこととされた(商業手形等の非現金決済の方法による場合も、当該方法を利用して実質的に代金の支払期限を延長することはできない。)。
業法・規制法対応

SH5555 総務省、楽天モバイルの「通信の秘密」漏洩事案を巡り行政指導――同省への報告の遅滞も違法認定、コンプライアンス・リスク管理体制につき具体的指導とともに「全般の見直し」求める(2025/08/27)

総務省は8月19日、楽天モバイル(本社・東京都世田谷区。楽天グループ〔東証プライム市場上場〕の100%子会社)について同社からの報告により回線契約ユーザの通話先電話番号・SMS送受信先・通信時間などの情報が第三者の閲覧可能な状態にあったことが判明したとし、電気通信事業法(昭和59年法律第86号)4条1項の「通信の秘密」の漏洩を認定したうえで同日、通信の秘密の保護、コンプライアンス・リスク管理体制構築の徹底を図るとともに再発防止策を講じることを求めるなどの行政指導を行ったと発表した。
競争法(独禁法)・下請法

SH5553 公取委、株式会社ダンロップタイヤから申請があった確約計画の認定について 内藤祐貴(2025/08/26)

公正取引委員会が、2025年8月6日付けで、株式会社ダンロップタイヤから申請があった確約計画の認定について公表しましたので、その概要をご紹介します。
個人情報保護法

SH5551 タイ:個人情報保護委員会による制裁金事例の公表 箕輪俊介/中翔平(2025/08/25)

タイの個人情報保護法関連の管轄当局である個人情報保護委員会が、個人情報保護法を遵守しなかったことを理由に制裁金を課した初めての事例が2024年8月21日に公表されたので本稿にてご紹介したい。