新領域

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SH5398 G7、生成AI開発における透明性・説明責任を促進するための「国際行動規範」の「報告枠組み」に合意〔2025年2月運用開始〕 後藤未来/石瀛(2025/04/11)

 広島AIプロセスとは、生成AIの活用や開発、規制に関する国際的なルール作りを推進するために、G7の関係閣僚が中心となり議論を行うための取り組みであり[2]、その包括的政策枠組み[3]には、①生成AIに関するG7の共通理解に向けたOECDレポート[4]、②全てのAI関係者向けの広島AIプロセス国際指針[5](以下「本国際指針」という。)、③高度AIシステムの開発組織向け広島AIプロセス国際行動規範(以下「本国際行動規範」という。)、④偽情報対策に資する研究促進等のプロジェクトベース協力が含まれる。  本稿では、上記のうち②の国際指針および③の国際行動規範について振り返りつつ、本報告枠組みの内容を概観する。
新領域

SH5397 EUの「汎用目的AIの実施規範」の第二次草案 後藤未来/石瀛(2025/04/11)

欧州連合(EU)は、2024年12月19日、「汎用目的AIの実施規範(General Purpose AI Code of Practice)」の第二次草案(以下「本第二次草案」という。)を公表した[1]。本第二次草案[2]は、2025年2月2日から段階的に適用されるEUのAI Act(以下「AI法」という。)の規定に基づき、汎用目的AIモデル提供者が透明性、倫理性、安全性等を確保するための要件を補足するものである[3]。
新領域

SH5385 AI戦略会議 AI制度研究会による「中間とりまとめ(案)」 後藤未来/前田康熙(2025/04/03)

AI制度研究会は、約5カ月間に渡り、研究者や事業者等からのヒアリングを含む議論を行った上で、2024年12月26日にはその中間とりまとめ案(以下「本とりまとめ案」という。)を作成・公表した[2]。その後、約4週間の意見募集期間を経て、2025年2月4日には意見募集の結果[3]とともに、本とりまとめ案の修正案が公表された[4]。本稿では、主に本取りまとめ案の概要を紹介する。
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SH5379 「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律案」(AI法案)の提出 井上乾介/安田達士/長谷川達(2025/03/31)

政府は、2025年2月28日、「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律案」[1](以下「AI法案」という。)を閣議決定し、国会に提出した。  本稿では、AI法案提出の背景とその概要を紹介する。
特許・商標・意匠・著作権

SH5365 米国著作権局、Invoke社のAI生成作品の著作権を登録 井上乾介/風間凜汰郎/石瀛(2025/03/21)

実際、米国著作権局は、Invoke AI, Inc.(以下「Invoke社」という。)が生成AIツールのみを用いて制作した絵画作品「A Single Piece of American Cheese」(以下「本作品」という。)について、2025年1月30日に著作権登録(以下「本登録」という。)を認めた[3]。  本稿では本登録を概観し、本作品に使用された手法を考察するとともに、実務上の示唆を検討する。
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SH5354 OECD「AI時代におけるデータのアクセスと共有の強化(Enhancing Access to and Sharing of Data in the Age of Artificial Intelligence)」を公表 清水亘/鬼形新/清水ゆうか(2025/03/13)

 本報告では、2021年10月6日にOECD理事会によって採択された「データのアクセスと共有の強化に関する勧告」(以下「EASD勧告」という。)を取り上げ、法的、技術的、組織的な保護措置を確保しながら、開放性とのバランスを取るための原則を提示している。
新領域

SH5344 経済産業省「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」を取りまとめ 清水亘/鬼形新/清水ゆうか(2025/03/07)

今般、経済産業省は、このような市場環境の変化を踏まえ、AI利活用の実務になじみのない事業者を含め、わが国の事業者が実務上使いやすい形式の「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」(以下「チェックリスト」という。)を取りまとめた[1]。
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SH5338 トランプ大統領によるAI規制に関する大統領令の概観 後藤未来/柗下滉平(2025/03/04)

本稿では、本大統領令の内容を概観しつつ、トランプ政権の誕生に伴う米国のAI規制をめぐる直近の主な動向を紹介する。
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SH5334 宇宙活動法の見直しに関する「中間とりまとめ」の公表 清水亘/山田智希/新庄絢(2025/02/28)

人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律(以下「宇宙活動法」という。)は、日本における宇宙ビジネスを規律する最も基本的な法律であるが、2018年に施行された当時想定されていた宇宙ビジネスは、従来の通信衛星等を念頭に置いたごく基本的な類型に限られていた。その後、民間宇宙ビジネスが高度化かつ多様化していることを踏まえ、5年ごとの見直しを規定する同法附則5条に基づき、2024年9月から、小委員会において、同法の施行後最初の見直しに向けた議論が本格的に進められてきた。中間とりまとめは、そうした議論を整理し今後検討すべき論点を示したものとして、宇宙ビジネスにかかわる当事者にとって注視すべき資料であるといえる。  そこで、以下では、中間とりまとめの全体像を概観した上で、主要な論点に関して整理されている内容を紹介する。
特許・商標・意匠・著作権

SH5310 文化審議会著作権分科会政策小委員会、「法制度に関するワーキングチーム」(第2回)を開催 後藤未来/清水ゆうか(2025/02/06)

第2回の本ワーキングチームでは、DX化が急伸する現代におけるコンテンツ産業界の活況や著作権侵害事案の増加という環境下において著作物の利用円滑化と権利保護・適切な対価還元によるコンテンツ創作の好循環の実現が図られることが望ましい等の観点から[4]、主に次の2点について議論が行われた。 ① 著作権に係る権利執行の実効性を確保するための出版登録制度の見直し ② 生成AIと著作権に関する諸問題  本稿ではこれらの議論の内容について概観する。